MESSAGE FROM
PRESIDENT & CEO

トップメッセージ

主・投資家の皆様におかれましては、平素より格別のご高配を賜り、厚く御礼申し上げます。
当社テックポイント・インクは、2021年9月29日、東京証券取引所マザーズ市場への上場から4周年を迎えることができました。これもひとえに、株主・投資家の皆様をはじめ、ご関係各位のご支援の賜物と心より感謝申し上げます。
振り返りますとこの4年間は、当社および半導体業界を取り巻く事業環境が大きく変動した時期でした。なかでも、米国と中国の間に巻き起こった経済摩擦、そして新型コロナウイルス(COVID-19)感染の拡大は、我々の予想の範囲を超えて世界経済に大きな影響を与えただけでなく、世界中の人々のライフスタイルや求める商品・サービスを大きく変えながら、半導体需要の大幅増、転じて当社の生産委託先も含め世界的な半導体生産余力のひっ迫を呼び起こすこととなりました。

そうした中においても当社は、監視(防犯)カメラシステム市場および車載カメラシステム市場という、成長性の高いデジタル機器に向けた半導体市場にリソースを集中すること、さらに徹底的に無駄なコストを省くことなど、効率化を推し進める経営努力を続けて参りました。
これにより、直近の財務状況においても90%以上の自己資本比率水準を維持しながら、直近の決算(2021年12月期第2四半期)において増収増益を確保するなど、この厳しい二つの荒波を乗り越えるために奮闘しています。
当社は、世界的な半導体生産余力のひっ迫という業界環境の中でさえも、今2021年度につきましては、2020年度比80%の増収予想を公表(2021年8月24日修正発表)することが出来ております。
しかしながら、このような生産環境におきましては、既存製品につきましても増加する顧客需要に充分に満たす供給はできていない状況であり、公表しております新製品の量産化は2022年となる予定です。
4Kカメラの眼に相当するCMOSイメージセンサー、ドアフォン向け送受信半導体は、計画通りの開発工程を終えておりますので、生産委託先における生産枠が確保出来次第、量産化及び販売のプロセスに移行する予定です。
また、車載カメラ向け半導体では、アフターマーケット向けのドライブレコーダーやリアカメラ、サラウンドビューシステム向けの受注が好調で、今期は車載カメラ向け半導体の全売上高に占める比率が、大幅に高まる可能性も見えて来ています。車載カメラ向けにはこのほかにも、新規商品の市場投入を計画しています。

当社世界6拠点の社員が一丸となり、より一層魅力のある新商品開発に取り組んでおりますので、皆様には是非とも、引き続き当社の成長にご期待頂きたいと思います。

最後に、新型コロナウイルスとの戦いに最前線で臨んでおられる医療関係者の皆様に、心からの感謝と敬意を表しますと共に、一日も早くコロナ感染が終息し、平穏な日々が戻ることを願っております。

最高経営責任者 兼 取締役社長
小里文宏